宇都宮市 雀宮 大腸内視鏡 大腸カメラ|ファミリークリニックたまい

宇都宮市 内科 消化器内科 ファミリークリニックたまい TEL.028-653-6701
大腸内視鏡(大腸カメラ)
大腸内視鏡(大腸カメラ)

検査実績: 10,000件以上 患者様の声はこちら

苦痛のない検査のために

苦痛のない検査を目指し、研鑽を積み重ねてきました。痛みの原因の多くは、過度の送気とスコープの押し込みによる腸管の過伸展からくるものです。腸管が風船のように膨らまされ、ねじれてしまったら痛いのもうなずけます。以前検査を受けて大変苦しかったという方でも、「今回はとても楽だった」と、満足していただいております。ただし、開腹手術後の癒着がある場合などは、この限りではありません。ケースバイケースで鎮痛剤・鎮静剤の使用も考慮しますので、ご相談ください。なお、お薬を使用した場合は、ふらつきが残ることがありますので、検査終了後1~2時間ほどお休みいただきます。また、当日は車の運転が出来ませんのでご注意ください。

大腸内視鏡(大腸カメラ)とは?

肛門より内視鏡を挿入して、直腸から小腸の末端部まで観察します。がん、ポリープ、憩室(小さな凹み)、潰瘍性大腸炎などの病気が見つけられます。当院ではハイビジョン・画像強調システム(NBI)・拡大スコープを導入しているため、極めて小さな病変でも拾い上げることが可能です。ポリープはその場で切除可能な場合もあります。健診の便潜血反応で陽性になった方は勿論、下痢、便秘、下血、血便、便が細い、腹部の違和感など症状のある方は是非検査を受けてください。なお、大腸の進行がん(手術が必要)の内2割は便潜血検査でひっかからない(陽性にならない)というデータもあり、学会では40歳を過ぎたら一度内視鏡検査を受けることを勧めています。実際私自身も、20代一人、30代二人、40代四人の進行がんを福島での開業時代に経験しています。

検査の流れ

お電話での予約が可能ですが、安全に検査を受けていただくため、現在の排便状況を確認しますので、検査2日前までに外来を受診し、診察を受けてください。


<前日>
◎検査食を摂っていただきます。
◎午後9時以降は何も食べないでください。ただし、水・お茶・スポーツドリンクはOKです。
◎普段飲まれているお薬はいつも通りにお飲みください。
◎寝る前にコップ一杯の水に下剤(シンラック®10ml)を混ぜて、飲んでください。

<当日>
◎朝から食事はできません。水・お茶・スポーツドリンクは飲んでもかまいません。
◎心臓、血圧のお薬はいつも通りにお飲みください。糖尿病のお薬は飲まないでください。 血液サラサラのお薬を飲まれている方は、主治医の指示通りにしてください。

前処置: 通常は検査開始4時間前からニフレック®もしくはビジクリア®の内服を開始します。便通状態で異なりますが、大体2~4時間で便が透明になります。ご自宅での前処置が不安な方、ご高齢の方、足腰の弱い方は、軽度の認知症の方は、当院にお越しいただいた上で看護師の指導の下、前処置を行ないます。
検査:基本的に鎮痛剤や鎮静剤の投薬は行いませんが、検査中腸管の緊張が強い場合は腸の動きを抑える注射をする場合があります。検査時間は10~20分程度です。ポリープがある場合、その場で切除することもあります。出血や穿孔などの合併症の可能性はゼロではありませんので、その際は適切に対応します。
検査後:診察室で結果を説明します。組織検査やポリープ切除を行なった場合は、1週間後に結果を説明します。

◎水分・食事は1時間後からOKです。組織検査を行った場合、当日は刺激物(辛い物や味の濃いもの)やコーヒー、アルコールは避けてください。
◎ポリープ切除を受けた場合は、食事・運動・出張・旅行など、1週間ほど制限がありますので、説明を受けてください。

検査費用

大腸内視鏡検査は保険診療ですので、検査費用に大きな差はありませんが、組織検査やポリープ切除等の治療の有無により決まります。
組織検査なしの場合 約8,000円~10,000円(再診料など含む 3割負担分)
組織検査ありの場合 約10,000円~16,000円(再診料など含む 3割負担分)
ポリープを切除した場合 約23,000円~30,000円(再診料など含む 3割負担分)

症例紹介

大腸ポリープ①
大腸ポリープ1上段左 大腸ポリープ1上段中央 大腸ポリープ1上段右
大腸ポリープ1下段左 大腸ポリープ1下段中央  
S状結腸のポリープに対し、生理食塩水を入れてポリープを浮かせたあと、スネア鉗子で焼灼切除しています。後出血防止のため、クリップを装着しています。
大腸ポリープ②
大腸ポリープ2上段左 大腸ポリープ2上段中央 大腸ポリープ2上段右
茎の長いきのこ型のポリープの場合、切除後の出血のリスクが高いため、茎の根元を留置スネアという器具で締めつけ、ポリープが暗紫色に変色して血流が途絶えたのを確認した後、スネアで焼灼切除します。
大腸ポリープ③
大腸ポリープ3最左 大腸ポリープ3左 大腸ポリープ3右 大腸ポリープ3最右
②と同様に、留置スネアを用いて安全に焼灼切除しています。
大腸がん(SM深部浸潤がん)
大腸がん(SM深部浸潤がん)左 大腸がん(SM深部浸潤がん)右
横行結腸に10mm位の発赤調の平坦な病変を認め、色素撒布にて中心部が陥凹しているのがわかります。また、ひだが入り込んでいる部分は空気を入れても緊満した感じが変わらず、粘膜下層(SM)まで浸潤していると考えられ、紹介の上ESD(粘膜下層剥離術)を施行していただきました。
大腸がん(SM深部浸潤がん)
大腸がん(SM深部浸潤がん)最左 大腸がん(SM深部浸潤がん)左 大腸がん(SM深部浸潤がん)右 大腸がん(SM深部浸潤がん)最右
S状結腸に8mm大のポリープを認め、硬く緊満した印象があります。生理食塩水を注入すると、一見ポリープは浮き上がったようにみえますが、粘膜下層(SM)やや深くに潜っていると思われ、取残しのリスクを説明しましたが、どうしても切除して欲しいとのことで、スネアにて焼灼切除しました。組織検査で深い部分のがん細胞の取残しを僅かながら認めたため、外科的に追加切除となりました。
大腸がん③(SM深部浸潤がん)
S状結腸の15mm大のポリープです。表面に深い凹みを伴い、がんが粘膜下層深くに潜っているサインです。内視鏡治療の適応はなく、手術となりました。
大腸がん④  大腸がん⑤
● ●
便秘を主訴に来院。S状結腸に全周性の進行がんを認めました。  上腹部痛を主訴に来院。横行結腸に全周性の進行がんを認めました。
大腸がん⑥
● ●
下腹部痛・食欲不振を主訴に来院。S状結腸の便を洗い流すと、1/4周性の進行がんが明らかになりました。
大腸がん⑦ 大腸がん⑧
● ●
大腸がん⑨ 大腸がん⑩
● ●
すべて進行がんです。下段の2枚は同じ患者さんです。横行結腸がん(下段左)に対し手術が行なわれ、6ヶ月後の検査で下行結腸に新たに進行がん(下段右)が認められました。
直腸がん①
● ●
便秘・血便を主訴に来院された43歳の男性です。直腸に全周性の進行がんを認めました。
この方は3ヶ月前に十二指腸潰瘍出血・貧血で自宅近くの病院に入院し、ピロリ菌の除菌が行われていました。なかなか貧血が改善しないため、主治医から大腸検査を勧められるも拒否していたようです。血便が続いたため当院を受診され、すぐに検査を行いました。
直腸がん②
健診で便潜血が陽性となり検査しました。直腸上部に15mm大の広基性のポリープを認めます。
表面がわずかに凹み、鉗子で押すと硬い印象がありました。腫瘍が粘膜下部深くまで潜っており、内視鏡治療ではなく手術(腹腔鏡治療)になりました。
直腸がん③(腺腫内がん)
直腸上部の早期がんに対し内視鏡治療(EMR)を施行(上段)。1年後の検査で同部位は扁平な隆起を示し(下段左)、生検でも良性(再生性・過形成性変化)でした。6ヶ月後の検査で同部位に腫瘍が認められ(下段中央)、生検でGroup4(がんを強く疑う所見)でした。一度治療を行なっているため組織が線維化を起こし硬くなっていることからEMRを断念し、紹介の上ESDを施行していただきました。施行後3ヶ月後の検査では瘢痕のみで再発を認めません(下段右)。
直腸がん④(腺腫内がん)
●
いわゆる側方発育型腫瘍(Laterally spreading tumor:LST)と呼ばれる腫瘍で、大腸の壁を這うように広がっており、この方の場合かなり大きい状態で発見されました。赤みのある盛り上がった部位からの生検でがんと診断され、ESDで完全切除されました。
直腸カルチノイド
直腸に8mm程度の黄色味を帯びた半球状の腫瘍を認めます。表面は性状粘膜で覆われており、所謂粘膜下腫瘍の形態です。黄色みを帯びている点が特徴的であり、診断は比較的容易です。「カルチノイド」のうち「カルチ」は「がん」を意味し、「ノイド」は「類:~のような」を意味します。すなわち、「がんのようなもの=がんもどき」といったところでしょうか。CTでリンパ節や肝臓・肺に転移がないのを確認し、外科の先生に内視鏡治療(経肛門的内視鏡下マイクロサージェリー:TEM)をして頂きました。1cm以上であればリンパ節転移の可能性が高く、局所切除ではなく、リンパ節郭清を含めた根治手術が望ましいとされています。
大腸憩室①
● ●
血便を主訴に来院された方です。憩室と呼ばれる楕円形の凹みがS状結腸に多発し、一部から出血していました。便が挟まっているのがわかるかと思いますが、この凹みに便が入り込んで日数が経つと、水分を失われた便は硬くなり、憩室内の粘膜を走る血管を傷つけることによって出血が起こります。また、便の塊が凹みを塞ぐことによって細菌が増殖し、痛みや発熱をきたすことがあり、憩室炎と呼ばれます。炎症がひどくなり、腹膜炎を起こすと緊急手術になることもあります。
大腸憩室②
Collagenous colitis( “膠原繊維性大腸炎”)
Collagenous colitis( “膠原繊維性大腸炎”)上段左 Collagenous colitis( “膠原繊維性大腸炎”)上段中央 Collagenous colitis( “膠原繊維性大腸炎”)上段右
Collagenous colitis( “膠原繊維性大腸炎”)下段左 Collagenous colitis( “膠原繊維性大腸炎”)下段中央 Collagenous colitis( “膠原繊維性大腸炎”)下段右
症例は76歳女性で、3ヶ月続く下痢を主訴に来院されました。元々高血圧、高脂血症のある方で、かかりつけ医より下痢止めや整腸剤を処方されるも全く改善がみられないとのことでした。体重減少や食欲不振などはみられていないようでしたが、がんや炎症性腸疾患を否定するために大腸カメラを行いました。肉眼的には明らかな異常ととれる所見はなかったのですが、下痢の始まる2ヶ月前より胸焼けに対しランソプラゾールという薬を内服していたことから、複数箇所から組織検査を 施行したところ、粘膜表層上皮直下にcollagen band(膠原繊維帯)を認めたことから、collagenous colitis(膠原繊維性大腸炎)と診断し、ランソプラゾールを中止したところ、下痢は速やかに消失しました。この疾患は肉眼的に診断をつけることが困難なことが多く(典型的な縦走する深掘れ型の潰瘍が見られることもありますが)、病理組織検査で初めて診断がつくことから、病歴から疑って検査することが必要になります。教科書的には知っていましたが、私が経験したのはこの方だけです(最近92歳の女性で経験しました)。PPIと呼ばれる種類の胃薬特にランソプラゾールで発症することが多く、安易な処方は注意が必要と思われます。また、特に海外ではNSAIDsと呼ばれている、いわゆる消炎鎮痛剤でも報告が多いようです。
細菌性腸炎(カンピロバクター腸炎)
細菌性腸炎(カンピロバクター腸炎)上段左 細菌性腸炎(カンピロバクター腸炎)上段中央 細菌性腸炎(カンピロバクター腸炎)上段右
細菌性腸炎(カンピロバクター腸炎)下段左 細菌性腸炎(カンピロバクター腸炎)下段中央 細菌性腸炎(カンピロバクター腸炎)下段右
32才の男性で、焼き鳥を食べた後2日後より37度台の発熱と腹痛、下痢が出現し、血液が混じるとのことで来院されました。回盲弁という小腸と大腸の繋ぎ目の弁が白く濁り、ただれています。また、大腸全体に炎症が見られ、培養検査でカンピロバクター菌が検出されました。エリスロマイシン系の抗生物質を先行投与していたこともあり、3日間の内服で症状は消失しました。焼肉、バーベキュー、焼き鳥などを食べた際、生焼けの状態だと菌が死滅せず、ある人にだけ発症するということはよくありますのでご注意を。
虚血性腸炎①(一過性型)
虚血性腸炎1(一過性型)左 虚血性腸炎1(一過性型)中央 虚血性腸炎1(一過性型)右
76才女性。高血圧治療中で、元々便秘がちとのことですが、就寝中、突然左下腹痛が出現し、硬い便が出た後から出血しているとのことで来院されました。診断名のごとく、便が長く腸の中にとどまることで血流が悪くなり、虚血の状態となって粘膜がただれてしまうのです。動脈硬化も関連していることが言われており、高血圧や糖尿病があって且つ便秘がひどい方にみられることが多いので要注意です。
虚血性腸炎②(狭窄型)
虚血性腸炎2(狭窄型)左 虚血性腸炎2(狭窄型)右
78歳女性。 糖尿病治療中。 就寝中、突然の腹痛にて覚醒し、下痢便に血液が混じっていたため受診。
WBC17900/μl, CRP16mg/dlと炎症反応も強く、内腔が狭くなっていることから病院を紹介し、入院となりました。
虚血性腸炎③(狭窄型)
39歳男性。咽喉頭炎にて合成ペニシリン系抗生剤を内服後、腹痛・血性下痢が出現しました。抗生剤起因性の出血性腸炎を考え、緊急で検査を施行したところ、下行結腸から横行結腸にびらんや強いむくみを認め、内腔が狭くなっていました。出血性腸炎にしては所見が派手な印象があり、出血性腸炎の場合に特徴的な「トマトジュース様」の血便ではなく、下痢便に少量血液が混じる程度でした。培養検査で細菌性腸炎も否定され、便秘であったことも考慮し、虚血性腸炎を発症したものと考えました。絶食とし、3日間通院で輸液を施行し、症状は軽減しています。
虚血性腸炎④(一過性型)
78歳女性。逆流性食道炎・高血圧などで内服中の方ですが、突然の下腹部痛と血便が出現し、発症後7日目(この時点で血便はおさまっていました)に紹介受診され検査を施行したところ、下行結腸に縦走する潰瘍を認めました。ランソプラゾール(逆流性食道炎の治療薬)を内服していることから、前述している膠原繊維性大腸炎を考え組織検査を行いましたが、collagen band(膠原繊維帯)は認められませんでした。「突然の腹痛と血便」というのも虚血性腸炎に特徴的であり、膠原繊維性大腸炎の症状とはやや合いません。病歴より便秘も確認され、一過性型の虚血性腸炎と判断しました。
大腸メラノーシス
大腸メラノーシス左 大腸メラノーシス中央 大腸メラノーシス右
72歳女性 で、 常習性の便秘で、近医より下剤(センナ含有)を処方されていました。
大腸全体に豹柄様の色素沈着がみられていました。センナ系の下剤を常用すると起こしてくる粘膜の変化です。センナ系の下剤は即効性があり、使用当初は効果が高いことから若い女性にも人気なのですが(コーラック ○Rなど)、だんだん効かなくなり、薬を増やし続け、やめられなくなることも多いので要注意です。この色素沈着がみられるということは、腸を動かす神経の働きがかなり悪くなっていることが示唆されます。
腸管嚢胞様気腫症
腸管嚢胞様気腫症左 腸管嚢胞様気腫症中央 腸管嚢胞様気腫症右
18歳男性。起床時より腹痛が出現し、同日当院を受診されました。レントゲン上上行結腸に局在するブドウの房状のガス集積像を認め、白血球が13700と高いことから急性腹症と判断し病院を紹介し、入院となりました。当初腸重積が疑われたようですが、保存治療で症状が消失したとのことで退院となり、その後当院で内視鏡検査を行いました。上行結腸に半球状のふくらみが多発しており、一見腫瘍と思われましたが、非常に軟らかく、粘膜下にのう胞状の気体貯留を認める病態である、嚢胞様気腫症と診断しました。入院中のCT写真ではのう胞がもっと大きく、密集している印象でしたので、改善傾向であると思われました。かなり珍しい疾患で、原因は様々なようですが、この方は原因がわからない特発性であると考えられました。自然消失もあるが再発もあるということで、1年後の再検査を指示しました。
腸管スピロヘータ症①
20代の男性で、慢性的に下痢を認め、時々腹痛があるとのことで検査をしました。S状結腸から直腸にかけて、わずかながら発赤やびらんを認め、生検したところ、スピロヘータという細菌が認められました。この菌は慢性下痢の原因となる可能性が示唆されていますが、無症状の方に見つかることもあり、病原性についてははっきりしていません。大腸検査の前処置(下剤)で菌が洗い流され、検査後症状が良くなったという報告もあります。治療としては、メトロニダゾールという、 ピロリ菌の2次除菌などに用いられる抗生物質を1~2週間内服すると効果があるという報告があります。内視鏡所見から腸管スピロヘータ症と診断することは困難であり、病理医も、臨床情報からスピロヘータの存在を意識しないと診断するのは難しいようです。この患者さんはメトロニダゾールを1週間内服させたところ、症状が消失しました。
腸管スピロヘータ症②
30代の男性です。10数年続く慢性の下痢に対し検査を施行しました。下行結腸から直腸にかけて、発赤、むくみ、びらんなどがところどころみられ、びらん部位からわずかに出血していました。子の方にもメトロニダゾールを処方しましたが、下痢症状はあまり変わっていません。
潰瘍性大腸炎①
血便・腹痛で検査をしました。直腸から下行結腸まで全周性・連続性に粘膜がただれ、むくみが強く、出血している部位も認めます。典型的な潰瘍性大腸炎の所見です。横行結腸から盲腸にかけては炎症は殆ど認められず、左側結腸型という診断になります。ペンタサという内服薬で治療を開始し、1か月後には症状は殆ど消失しましたが、容易に再燃するため、内服の継続が必要です。
潰瘍性大腸炎②
上段が治療開始前の内視鏡像です。この方は直腸からS状結腸にかけて連続性に炎症所見を認め、内服治療開始後症状は比較的速やかに改善しましたが、仕事上かなりのストレスを抱えており、良くなったり悪くなったりを繰り返していました。下段の治療開始1年後の写真を見ると、S状結腸の一部(下段一番右)を除いて、炎症所見はかなり改善していることがわかると思います。